2008.02.28 Thursday
サクリファイス

文句なく☆5つ、差し上げます。
近藤史恵著、サクリファイス。
タイトルが少し、宗教的か、なんて思いましたが、そんな臭さはありません。
自転車のロードレーサー達の世界が、青春・恋愛・スポ魂・人間ドラマ・ミステリー・色々な要素を含んでいながら、さらっと読めるあたり素晴らしいです。
今、ちょうどテレビで、「一瞬の風になれ」という陸上の青春ドラマをやっていますが、その原作は三冊たっぷり、少々、長かった。これは、一日でゆっくり読みきりできて満足できます。爽やかミステリー。
「サクリファイス」とは、我が母校のモットーの「Service & Sacrifice」のそれ! 犠牲、日本語にすると重いしクリスチャンを登場させると肌に合わない感じがしてしまう。タイトルを重くして中身は自転車の走りのように軽快な流れ。「なるほど、そのサクリファイスか・・!」
ツールドフランスがテレビで毎晩見られればいいのにな、と思ったりしました。同じ作家が歌舞伎の世界のことも書いているというので読んで見る気になっています。
ヒコママ、お勧め! 普段、読書しない人も読んでください。
新潮社:ISBN978-4-10-305251-7 (1500円)

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